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①高尿酸血症ってどんな病気?

①高尿酸血症ってどんな病気?

2023年3月22日

血液中の尿酸値が7.0㎎/dlを超える状態を高尿酸血症と呼んでいます。

尿酸値が高いまま放置するとどうなるでしょう?

尿酸値が高いだけでは症状はありませんが、血中の尿酸値が高い状態が続くと

血液に溶けきらなくなった尿酸が結晶となって、体内にたまっていきます。それが手足の関節で起こり強い痛みを伴うのが痛風(痛風関節炎)です。さらに、尿酸が腎臓にたまると痛風腎(尿路結石)を引き起こします。

高尿酸血症の割合は食生活の変化などにより、年々増加傾向にあります。またコロナ禍でステイホームやリモートワークの拡がりが食生活をはじめとする生活習慣に悪影響を与え、コロナ前後を比べて「痛風」「高尿酸血症」患者が3割以上増加傾向であるというデータも報告されています。

厚生労働省の令和元年国民健康・栄養調査結果では、男性の16/8%が高尿酸血症(血中尿酸値が7.0㎎/dl以上)、42.6%が尿酸値高め(血中尿酸値が6.0㎎/dl以上)と報告されています。

血中尿酸濃度の割合