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②プリン体が生成される3つの方法

②プリン体が生成される3つの方法

2023年3月19日

プリン体は体内での生成と食事による体外からの摂取があります

①新陳代謝による生成

人間をはじめとした生物は全て細胞で作られており、細胞を構成する要素である核酸(DNA)はプリン体を含んでいます。よって古くなった細胞を新陳代謝で分解する際に核酸が分解されてプリン体になります。プリン体はさらにいくつかの工程を経て分解され、最後に尿酸になります。

②運動による生成

体を動かすと体の中ではエネルギー源としてATP (アデノシン三リン酸)という物質が使われます。ATPは多くの場合、体を動かすエネルギーにするために分解されそのあとは元通りATPに戻ります。しかし、急にたくさんのATPが使用されると元通りにならず、プリン体になりさらに尿酸へと分解されます。激しい運動をするとATPが大量に消費されるため、尿酸値が一時的に上がりやすくなります。

③食べ物に含まれるプリン体から

プリン体を多く含む食事をした場合も、摂取した食べ物から得たプリン体が体の中で尿酸にかわります。プリン体の量は細胞の数に比例するため、細胞の数が多い食べ物にたくさん含まれています。プリン体が多く含まれる食べ物として、魚卵やレバー、一部の魚介類(エビやカツオなど)、干物、干しシイタケが知られています。